ホワイトニングと歯のクリーニング(PMTC・スケーリング)は何が違う?
ホワイトニングと歯科クリーニングの違いを解説。着色汚れの除去と歯そのものを白くする施術の違いを比較。
混同されやすい2つの施術
「歯を白くしたい」と考えたとき、ホワイトニングとクリーニング(PMTC・スケーリング)を混同してしまう人は少なくありません。どちらも歯科医院で受けられる施術ですが、目的も仕組みも異なります。違いを理解しないまま施術を受けると、「思っていたほど白くならなかった」という結果になりかねません。
クリーニング(PMTC・スケーリング)とは
クリーニングは、歯の表面についた歯石・着色汚れ(ステイン)・プラークを機械的に除去する施術です。コーヒーや茶渋、タバコのヤニなどによる表面的な着色を落とすことで、本来の歯の色に近づけることができますが、歯自体を漂白して白くするわけではありません。歯石除去(スケーリング)は歯周病予防を目的とした保険診療でも行われることがあり、健康な歯茎を維持するために定期的に受けることが推奨されています。
ホワイトニングとは
ホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素を含む薬剤を使って歯の内部まで漂白し、歯そのものの色を明るくする施術です。表面の汚れを落とすクリーニングとは異なり、生まれつきの歯の色や、加齢・遺伝による黄ばみにもアプローチできる点が大きな違いです。オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・その両方を組み合わせるデュアルホワイトニングなど、いくつかの方法があります。
目的別・どちらを選ぶべきか
- コーヒーやタバコによる着色が気になる:まずはクリーニングで表面の汚れを落とすのが効果的。
- 生まれつきの歯の色や黄ばみそのものを明るくしたい:ホワイトニングが必要。
- 歯石が溜まっている、歯茎の健康も気になる:スケーリングを含むクリーニングを先に受けるべき。
実際には、まずクリーニングで表面の汚れ・歯石を除去してから、その後にホワイトニングを行うことでより効果を実感しやすくなるとされています。歯科医院によっては、この2つを組み合わせたコースを用意しているところもあります。
費用と施術頻度の違い
クリーニングは保険診療の範囲(歯周病治療目的)であれば数千円程度で受けられることが多く、自由診療のPMTCでも1回1万円前後が目安です。一方ホワイトニングは自由診療のみで、オフィスホワイトニングなら1回1万〜3万円程度、複数回のコースになるとさらに費用がかさみます。効果の持続期間も異なり、クリーニングは3〜6ヶ月ごと、ホワイトニングは半年〜1年ごとのタッチアップが目安とされています。
まとめ
クリーニングは表面の汚れ・歯石を落とす施術、ホワイトニングは歯そのものを漂白して白くする施術という違いがあります。目的や歯の状態に応じてどちらを選ぶべきか、あるいは組み合わせるべきかを歯科医師に相談した上で決めることをおすすめします。
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